ある寒い冬の日に、水鳳園に宿泊してまいりました。
この記事では、水鳳園の魅力について紹介しています。
・下呂温泉で温泉の質が良い宿を探している方。
・「水鳳園」に宿泊しようかどうか迷っている方。
・温泉旅行がしたい方。
実際に「水鳳園」に宿泊してきましたので、その魅力をたっぷりとお伝えいたします。
そして、少し厳しい目線でマイナス評価のところも書いていますので、宿を決める際の参考になるかと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。
長い記事ですので、目次をご覧になり、気になるところからお読みください。
「水鳳園」別館「悠佳亭」のお部屋紹介
まず、水鳳園のお部屋を紹介します。
水鳳園には本館と別館「悠佳亭」とがあります。
別館「悠佳亭」は全室禁煙となっており、小学生以下のお子様は利用することができません。
・別館「悠佳亭」は小学生以下のお子様が利用できない。
・本館はお子様OKです!
筆者が泊まったのは、別館「悠佳亭」の標準客室(10畳)です。
この写真ではこじんまりとして見えますが、大きな窓の手前にもスペースがあり、
テーブルと椅子が二脚置かれていますので、山並みを眺めながらお茶やコーヒーを楽しむことができます。
清掃が行き届いていて、ほこり一つ落ちていません。空気清浄機も置いてあります。
洗面所とトイレも綺麗ですし、トイレは温水洗浄便座がついていて清潔です。
今回は経済的に温泉旅行がしたかったので、標準客室を選択しましたが、
水鳳館はなかなかの高級旅館であり、内湯と露天風呂付きのスイートルームや、
庭園露天風呂つきのジュニアスイートもあります!
贅沢な旅がしたいという方は
ぜひ
標準客室だからといって、侮るなかれ。
以下のような心にくい気配りが施されています。
床暖房がついている
なんと、畳に床暖房がついているのです。
冬に訪れた場合限定の話ですが、寒い屋外から宿について、畳にごろりと寝転ぶとじんわり温かい!
食事中に布団を敷いて下さるのですが、床暖房でほこほこになりますので、
布団にはいるとすごく気持ちがいいのです。
(ちなみに布団もまくらもおそらく羽毛入り。柔らかくてすごく気持ちいいです。)
温泉に入ってせっかく温まった体が冷めてしまうということがありません。
標準客室で床暖房がついているなんて、感動してしまいますね。
衣装部屋がある
標準客室なのに、小さな衣装部屋がついています。
(一枚目の写真でいうと、右奥の小部屋です。)
鏡台も置かれていますので、座ってゆっくりとお化粧をすることができます。
旅行かばんなど荷物もこのお部屋に置けますので、メインの部屋が荷物で溢れるということがありません。
衣装部屋の押入れの中に浴衣も入っています。
バスタオルは6枚、浴衣は2種類
部屋にはバスタオルが置いてあり、それを持って温泉に入りにいくのですが、
なんとバスタオルが二人分で6枚置いてありました。
よく温泉宿に行くと、バスタオルが一人一枚分しか置いていないケースがありませんか?
複数回入浴したい場合に、部屋で干して乾燥させねばなりませんよね。
水鳳園では一人3枚置いてあるので、乾かす必要なく、3回までの入浴ならその都度新しいバスタオルが使えるのです。
こういった小さな心遣いが素晴らしいなと思いました。
そして、浴衣も一人あたり2種類用意してありますので、汗をかいたときに気替えることができます。
サイズもぴったりでした。
筆者はリピーターなので、おそらく前回と同じサイズの浴衣をきちんと用意してくれたのだと思います。
さらに、靴下と小さなトートバッグもプレゼントしてもらえるのが嬉しいです。
飛騨牛茶寮「神月」の料理
夕食は飛騨牛茶寮「神月(かんげつ)」で新月コース(イタリアン)をいただきました。
もっともリーズナブルなコースだと思います。
なので、「一番安いコースでどのくらいの量、クオリティなのか?」という観点で見ていただければと思います。
飛騨牛茶寮「神月」とは?
飛騨牛茶寮「神月」は、水鳳園の敷地内に併設された飛騨牛ステーキのレストランです。
蔵をモチーフにした建物は重厚なたたずまいで、日本情緒を誘います。
旅館からは少し屋外を通りますので、冬に浴衣姿だと数秒間だけ寒いので要注意!
日本庭園を目の前に見ることができますので、非日常感を味わうことができます。
店内のインテリアは飛騨家具でまとめられており、非常に落ち着いた大人の空間を演出していました。
「月の棟」と「星の棟」に別れますが、筆者は「月の棟」の半個室テーブル席に案内していただきました。
カウンター席もあるようです。
「星の棟」は完全個室となっております。
先付
コース料理の最初の一品は、「ほぐし鶏のブリック包み焼きをマルゲリータ風味で」です。
あっさりとしたトマトソース風味の包み焼で、バジルソースがトッピングされています。
一見、春巻きのように見えますが、油がなくてさっぱりしています。
中に詰まっている鶏肉も脂肪の少ない部位を使っています。
パリッとした食感が楽しくて、次からの料理を期待させるような一品でした。
前菜
二品目は「ビスク仕立てのトマトクリームパスタ」です。
筆者はこのパスタが大好きです。
濃厚な海老の風味が食欲を刺激するのです。
味がしっかりとついていて、誰もが好みそうな味付けでした。
匂いをかいでいるだけでお腹がすいてくるような素晴らしいパスタです。
後に続くメイン料理が楽しみになるような一品でした。
スープ
三品目は「白蕪のポタージュ 紅ズワイガニのムースを浮かべて」。
蕪の味がしっかりしていて、濃厚なのにくどくない不思議なスープです。
ムースには蟹の身がしっかり入っていて、蟹の味も楽しめました。
重めの魚料理を食べる前に、胃を守ってくれるような一品でした。
お魚
四品目は「鰤(ブリ)のポワレ」です。
ブリの照り焼きのような料理でした。
付け合わせとして、にんじん、パプリカ、いんげん、ミックスビーンズが添えられています。
ただの照り焼きと侮るなかれ。
すごく食べやすいふわふわのブリでした。
家でよくブリの照り焼きを作りますが、とてもあのふわふわ感を出すことはできません。
ブリには魚臭さもありませんでしたので、魚が苦手な人でも美味しく食べられる料理だと思います。
口直し
五品目はお口直し。「ブラッドオレンジのシャーベット」です。
甘酸っぱいシャーベットが口の中をリセットしてくれました。
サラダ
六品目は「神月風トスサラダ」です。
レモン風味のシーザードレッシングがかかっており、爽やかな味のサラダでした。
卓上のオリーブオイルをお好みでかけて、イタリアンにいただきます。
この次にお肉とごはんが出てきます。
サラダで満腹になってはもったいないので、筆者はサラダは後回しにしました。
お肉
七品目は、待望のお肉料理です。
飛騨牛A4ランクのサーロインステーキ60gと、野菜類をみずから鉄板で焼いていただきます。
野菜は、ブロッコリー、カリフラワー、にんじん、しいたけ、こんにゃくです。
付けダレは、たまり醤油、トマト味噌、フォンドボー、わさび、レホール、マスタードです。
岩塩も卓上に置いてあります。
画像を見ておわかりの通り、きれいにサシが入った高級な飛騨牛です。
60gなのでたったの4切れしかありませんが、脂の多い良い肉なので、
これくらいの量が丁度いいと思いました。
味は、とにかく絶品です。
口どけのよいお肉は、一口ごとにパラダイスでした。
付けダレの種類に対して肉が少ないので、タレを味見して、何に合うかよ~く考えながら食べたほうがよいです。
ちなみに私はシンプルに岩塩でいただくお肉が一番おいしいと思いました。
もしくは「岩塩+わさび」「たまり醤油+わさび」の組みあわせが好きです。
レホール(西洋わさび)よりも、食べ慣れた日本のわさびのほうが好きです。
ごはんとお味噌汁
八品目は「特製ガーリック(にんにく)ライス釜戸炊き」と赤だしです。
ごはんは、岐阜県産の「はつしも」というお米が使われています。
その「幻の米」がガーリック風味なのだから、コース終盤で満たされてきたお腹の別腹を起動させます。
つやつやと光っていたので、ラードか何か、油も使われていたと思います。
少しジャンキーに感じますが、本当に美味しいごはんでした。
私はこのときまで知りませんでした。
甘い物だけではなく、ガーリックライスも別腹を起動させるということを。
赤だしは長葱と豆腐、三つ葉が入っていて、シンプルに美味しい、ほっとするような味でした。
お漬物もセットで出てきました。
本来、これらはお肉の後に出てくるものですが、筆者はお肉をおかずとしてごはんを食べたかったので、
スタッフの方にお願いして、お肉と一緒に持ってきてもらいました。
飛騨牛とガーリックライス…、天にも昇る美味しさですよ。
デザート
ここまで完食すると本当にお腹いっぱいなのですが、最後にデザートが出てきます。
ムースショコラにドラゴンフルーツのコンポートと、オレンジ、ピスタチオのアイスが添えられています。
甘い物は好きなので、第二の別腹が発動します。
ムースショコラはねっとりとした高級感のあるチョコケーキでした。
チョコ好きにはたまらない洋菓子です。
筆者はピスタチオのアイスがお気に入りです。
かなり満腹だったので、さっぱりとしたスイーツが特別美味しく感じたのです。
ドラゴンフルーツという珍しい果物を食べられたのも良かったです。
甘酸っぱくて美味しいですよ。
飲み物は、コーヒーor紅茶orルイボスティーの中から一つ選べます。
筆者はルイボスティーを選択しました。
こちらは普通に美味しいお茶でした。
食事についての総評
水鳳園の飛騨牛茶寮「神月(かんげつ)」は、とにかく食事のレベルが高いです!
筆者が水鳳園をリピートしようと思った理由の一番は、食事です。
筆者は数多くのホテル、旅館を巡ったことがあるわけではありません。
1年に1~2回旅行をする程度ですが、これまで泊まった宿の中で一番食事が美味しいです!
水鳳園の公式ホームページのトップページには「下呂温泉の高台に佇む、料理自慢の静かな宿」との記載がありますが、まったくその通り。
旅館の客室に置かれているタブレットには「下呂温泉で一番料理の美味しい宿を目指している」と書いてありましたが、すでに下呂温泉で一番になっているのではないかと感じました。
グルメで舌が肥えている方や、食事にこだわりたい方にすごくおススメの温泉旅館です。
温泉
やはり温泉宿に来たら、温泉を満喫しないと意味がありません!
水鳳園は温泉も最高なんです。
宿泊者全員が入れる温泉は2種類あります。
展望露天風呂と大浴場です。
チェックインからチェックアウトまで、自由に入れます。
この2つには感染予防のため入場制限があって、展望露天風呂は3名様まで、大浴場は5名様まで入れます。
お風呂の前まで行って満員だったらどうしよう…と思いますか?
心配ありません。
各客室にはタブレットが設置されており、そこから温泉の混み具合が確認できるのです!
本当にお客様目線の良い旅館だなと思います。
その他に、別館悠佳亭の宿泊者専用の無料貸切風呂と、
45分間2,000円で利用できる貸切露天風呂があります。
もちろん全て質の良い下呂温泉ですよ!
それぞれ少し詳しく解説します。
展望露天風呂
まずは5階の展望露天風呂から紹介します。
男湯「殿の湯」と女湯「姫の湯」に別れています。
脱衣所はこのように衣類を入れておくカゴが間引きされた状態になっています。
感染対策のため定員が3人となっているため、3つのカゴのみ設置されています。
そして、それぞれのカゴにICチップがとりつけられており、
「利用中」であることをコンピューターが把握し、
各客室のタブレットで状況を確認できるようになっています。
すごいシステムですね!
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、脱衣所にはもちろん、
ドライヤーや化粧水などのアメニティも備え付けられています。
こちらは露天風呂の洗い場です。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープもちゃんと用意されています。
露天風呂の洗い場は、冬だと尋常ではないくらい寒いので、体や髪を洗うのは
1回の大浴場のほうがいいかも知れませんね。
露天風呂は、こんな感じ。
宿泊した日の夜にたくさん雪が降りまして、見事な雪見風呂となりました。
湯加減も心地よく、頭が冷えて体が温かいので、いつまでも入浴していられました。
岩風呂の岩はなめらかで痛くないです。
岩をうまく利用すれば、半身浴もできますので、本当に長い時間楽しめます。
大浴場
内湯の大浴場は1階にあります。
「夢の湯」と「美人の湯」に別れています。
定員は5名です。
内湯とはいえ、大きな窓から屋外を眺めることができるので、解放感を楽しめそうです。
実は、筆者はあまりにも露天風呂が気持ちよかったので、2回も入ってしまい、
結局大浴場に行かなかったので画像が撮影できませんでした。
別館悠佳亭 宿泊者専用 無料貸切風呂
別館悠佳亭の2階には、悠佳亭の宿泊者のみが利用できる無料貸切風呂があります。
「夢想の湯」という名前がついています。
こちらもタブレットで利用状況がわかるので、行ってみて利用中だったということにはなりません。
扉の上部にICチップらしきものが見えたので、施錠の有無で利用中か否かを判断していると思われます。
家族で貸し切れるので、おしゃべりしながら入浴できるのが良いです。
湯舟は大きくはありませんが、2~3人で入るには最適ですね。
「水鳳園ってすごいな」と思ったのは、
ガラス窓が開閉できるようになっているところです。
「暑い!」と思ったら冷たい外気を入れることができるのです。
少し体温を下げて、また入浴が楽しめます。
本当にお客様目線で、痒い所に手が届く旅館だと思いました。
有料貸切露天風呂
露天風呂と同じ5階には、有料(45分、2,000円)の貸切露天風呂があります。
「睦美の湯」といいます。
露天風呂だけでなく、内湯もついていて、ラグジュアリーな温泉空間を貸切にできます。
しかも、露天風呂はマイクロバブルなので、より贅沢に温泉を楽しむことができます。
非常に魅力的なのですが、筆者は露天風呂と悠佳亭専用貸切風呂で満足してしまいまして、
有料貸切風呂は利用しませんでした。
いつか利用してみたいです。
利用時間には制限があり、チェックインから24時までです。
受付時間は21時までとなっております。
ちなみに、お風呂の画像は
泉質
泉質は、アルカリ単純温泉です。
いわゆる美人の湯であり、お肌がすべすべツルツルになります。
そもそも下呂温泉とは…?
ちなみにマグネシウムには精神安定効果があります。
そのせいか、下呂温泉に入りますと、頭が「ほわ~」となり、思わず「ああ~」と声がでるほどリラックスします。
あのリラックス感は単なる温浴効果ではなく、さまざまな有効成分が効いているのだと感じました。
湯上りは肌がすべすべになり、体中がポカポカしてなかなか冷えません。
本当に良い泉質です。
ただ、血行がよくなりすぎて、太ももなどに若干、かゆみを感じました。
体が冷めていくにつれてかゆみは無くなったので心配ありません。
水鳳園の良いところと悪いところ
水鳳園に宿泊してみて、良かったところをまとめます。
悪いところはあまり無いのですが、あえて記載します。
良いところ
1.食事が美味しい
まず、食事に関しては上述した通りです。
飛騨牛茶寮「神月(かんげつ)」でのお食事でイタリアンでしたが、味も量も大満足です。
名古屋で食べたイタリアンより、水鳳園のほうが美味しかったです。
2.温泉の泉質がよい
温泉についても上述の通りです。すごく気持ちがよかったです。
タイミングによって異なると思いますが、誰とも鉢合わせず、
ゆっくりと温泉を楽しめたのも良かったです。
3.館内の雰囲気が良い
筆者は悠佳亭に宿泊しましたので、本館の様子はわからないのですが、
きちんと清掃が行き届いているだけでなく、暖かみのあるオレンジ色の照明を利用しているから、
廊下の時点で心理的に落ち着くことができました。
廊下の床が畳敷きなのも安心します。
飛騨牛茶寮「神月(かんげつ)」に行く途中に、日本庭園が見えるのもすごく風雅でした。
さらに受付の近くでは、お香を焚いているのか、ほんのり良い匂いが漂い、癒されます。
4.接客が良い
もちろん、接客態度もみなさんとても良いので、気持ちよく宿泊できました。
細かいことを言えばきりがないくらい接客は良いです。
初めて宿泊したときに、売店が閉店していて飲み物が買えず困っていたら、スタッフの方が
わざわざ鍵を開けて販売して下さったこともあります。
お出迎えとお見送りが、特に手厚くしていただけます。
悪いところ
1.宿泊代金が少し高い
宿泊代金は部屋の種類や料理のコース、曜日によって異なりますが、やはりちょっとお高いです。
水鳳園は、いわゆるハイクラス宿、高級温泉旅館ですので、仕方がないです。
代金に見合っただけの体験(接客・食事・温泉)ができるので、「損した」という気分にはならないと思います。
2.館内に自動販売機がない。
旅館内には飲み物の自動販売機がありません。
売店でジュースなどは売っていますが、売店が閉まってしまうと買うことができません。
そこが少し不便だと思いました。
おそらく、水鳳園では「スタッフのおもてなし」を重要視しているので、
自動販売機は置きたくないのでしょう。
あと、大きな機械が置いてあったら見栄えもよくないですよね。
3.枕がやわらかすぎるかも
水鳳園は布団も枕もふかふかです。
すごく気持ちいいのですが、個人的には少し枕がやわらかすぎて寝つきが悪かったです。
筆者はいわゆるセンシティブスリーパーで、睡眠環境に敏感です。
だいたいの宿泊先で寝つきが悪いので、水鳳園が特別悪いということではありません。
芸能人・著名人も多数宿泊している!
水鳳園のロビーにはたくさんの芸能人・著名人の色紙が飾ってあります。
リピーターも多いみたいで、水鳳園の人気の高さがうかがえます。
【色紙にお名前があった方】
・バカリズムさん
・狩野英孝さん
・井戸田潤さん(スピードワゴン)
・高橋尚子さん
・浅田真央さん
・浅田舞さん
・原晋さん(青学駅伝部監督)
・石破茂さん(自由民主党)
・熊田曜子さん
特に高橋尚子さんは、何枚も色紙が貼ってあったので、超リピーターのようです。
下呂温泉への行き方
名古屋からの行き方
下呂駅が下呂温泉の最寄り駅となります。
電車で行く場合は、名古屋駅からJR特急ひだ(富山もしくは高山行)に乗車して1時間40分で下呂駅に到着します。
乗り換えなし、1本で下呂駅まで連れて行ってもらえます。
JR特急ひだは1~2時間に1本しか運行していないので、
乗換案内サイトや時刻表などで時間を確認してください。
切符は、自動券売機やJR全線きっぷうりばで買えます。
下呂駅には水鳳園の方が送迎して下さいます。
送迎は要予約ですので、事前に宿に連絡を入れるようにしてください。
ちなみに、下呂駅から水鳳園まで徒歩だと18分です。
歩けない距離ではありませんね。
東京からの行き方
東京駅からだと、新幹線(のぞみ)で名古屋まで1本で来られます。
それからJR特急ひだ(富山もしくは高山行)に乗り換えます。
(両方ともJRなので、乗換はそんなに大変ではありません)
合計3時間40分で下呂に到着します。
JR特急ひだの切符は、東京のみどりの窓口で予め買っておいたほうがいいと思います。
名古屋駅だと、自動券売機やJR全線きっぷうりばで買えます。
名古屋駅ではみどりの窓口という呼び方はしません。
「JR全線きっぷうりば」であり、看板の色も白色です。
水鳳園のチェックイン時間を16時にするならば、お昼ごろに東京を出発するようなスケジュールになりますね。
(チェックイン時間は14時~18時までの間で選べるようです)
大阪からの行き方
新大阪から新幹線(のぞみ)で名古屋まで1本で来られます。
それからJR特急ひだ(富山もしくは高山行)に乗り換えます。
合計2時間40分ほどで下呂に到着します。
東京から来る場合と同じ要領ですね。
車で行く場合
名古屋から水鳳園までまで車で行くと、2時間ちょっとで到着します。
冬だと、郡上を通過するようなコースで行くと雪山を通行することになるのでおススメできません。
(郡上は雪の多い地域です)
R41号をひたすら北上するルートだと比較的、雪の心配がありません。
まとめ
・食事が下呂温泉で一番おいしい!
・温泉の質が最高に良い。
・露天風呂が超おすすめ!
・館内の落ち着いた雰囲気が素敵。
・スタッフさんの接客が良い。
(最高のおもてなし)
ここまで読んで、水鳳園に宿泊しない理由はないと思います。
「どこか温泉旅行に行きたい」
「そうだ、下呂温泉に行こう」
筆者は真っ先に水鳳園をおススメします。
下記は、番外編として温泉街の散策と朝食について紹介しています。
ご興味がある方は最後までお読みください。
温泉街の散策
宿に到着してからお食事までの間など、時間を持て余してしまった場合は、温泉街の散策をお勧めします。
温泉街をふらふらと歩いていますと、あちらこちらにカエルのキャラクターを発見することができます。
下呂温泉のイメージキャラクター「げろぐるくん」がカエルさんなのです。
下呂温泉→げろおんせん→げろげろ→カエルさん
という発想ですね!わかりやすいです。
このような、げろぐるくんが飾られた石碑も見つけました。
石碑からは優雅な音楽が流れていました。
自家製ゲロゲロバターのお店「ゲロゲロバタースタンド」は有名です。
足湯ができますよ。
このお店で売られているバターサンドを買って食べてみました。
クッキーにバタークリームがたっぷりサンドされているスイーツです。
黒ゴマきな粉味にしましたが、甘さ控え目で、クッキーがサクサクしていてすごく美味しかったです。
かえる神社もあります。
どうやら最近できた神社のようで、ご利益のほどは不明。
お賽銭を入れると、女性の機械音声が流れていました…。
チャップリン像と一緒に写真をとることもできますよ。
下呂温泉とチャップリンにゆかりがあるわけではないようです。
ちょっと浮いた感じがまた、田舎らしくてセンチメンタルになれますね。
温泉街から下呂大橋を渡って飛騨川を横断できますが、
そこにも温泉が湧いていて手を温めることができますよ。
川原にも温泉が湧いていて、足湯を楽しむ人の姿が見えました。
温泉街は意外とたくさんお店があり、見ているだけでも楽しいのでゆっくり散策してみてください。
温泉寺というお寺もあります。
かえる神社と違って温泉寺は由緒正しいお寺ですので、お参りしてみてもよいですね。
長い階段を上る必要がありますので、足腰に自信がある人限定です。
こちらのホームページに下呂温泉の観光マップが掲載されていますので、
PDFをダウンロードしてご利用ください。
水鳳園の朝食
豪華な夕食については先に詳述しましたが、朝食もなかなかのクオリティでした。
サラダや焼き魚、お漬物やお豆腐など朝食の定番がズラリと並びました。
この卵焼きは絶品でした!
ふわふわで柔らかくてまさに芸術品。だしの味がお上品でした。
自分では絶対に作れない職人の卵焼きです。
それから、こちらは飛騨高山地方の郷土料理「朴葉味噌」です。
白いごはんを美味しく食べることができる朝食でした。
前日夜の食事に引き続き、満腹になります。
朝食の後は、部屋でゴロゴロするもよし、露天風呂に入って朝の景色を楽しむもよし。
ゆったりとした時間が流れます。
ぜひ一度、
リピートしたくなる最高の宿です。