・お香を途中で消す方法が知りたい方。
(スティック or コーン)
・お香を途中で消してもいいかどうか知りたい方。
この記事を読むことで、
安全・確実にお香を消す方法を知ることができます。
お香愛用歴10年以上の筆者が詳しく解説しています!
ぜひ最後までお読みください✨
スティックタイプのお香、線香を途中で消す方法
円錐型(コーン)のお香の消し方は
こちらで解説しています。
⇒コーンタイプのお香を途中で消す方法
方法1 陶器の香皿にこすりつける
スティックタイプのお香を
途中で消す方法の1つ目は、
陶器の香皿にお香の燃焼部分をこすりつける方法です。
下記の写真のように、
赤く燃えているお香の先端を、
お皿に擦り付けて
火のついている部分をつぶしてしまいます。
赤く燃えている部分が完全に消えて、
煙が出なくなったら完了です。
香皿を絶対に傷つけたくない場合は、
アルミホイルを使うと良いでしょう。
アルミホイルは660℃で燃え始めます。
お香の先端温度は700℃~800℃ですが、
実験したところお香をこすりつけて
消火する程度では燃えませんでした。
もしくは、このようなお香用の不燃シートを
敷くのも安心です。
円形の不燃シートもあります。
筆者は横置きタイプのお香立てを使っており、
いつも不燃シートを敷いています。
お香を途中で消したい時は、
不燃シートに先端を擦り付けています。
方法2 クリップやピンセットで挟む
お香を途中で消す方法の2つ目は、
クリップやピンセットで、燃焼部分をつぶす方法です。
ピンセットで実践してみました。
赤く燃えているお香の先端を
摘まむようにしてつぶして、消火します。
赤い部分がなくなって、
煙がでなくなったら完了です。
クリップで行う場合、
このような書類を挟むクリップを使用します。
下の画像のように
クリップでお香の燃焼部分を挟むと、
火元がつぶされてお香が消えます。
しかし、お香の先端がいびつな割れ方をして、
次に火をつけると、すぐ消えてしまいました。
クリップよりはピンセットを使う方法のほうが、
失敗が少ないです。
方法3 お香を折る
お香を途中で消す方法の3つ目は、
お香を途中で折る方法です。
これまで紹介した2つの方法は、
燃焼部分をつぶして消火するやり方でした。
お香を折る方法は、
燃焼部分の近くでお香を折り、
燃焼がそれ以上継続しないようにします。
手で折ってもいいですが、
燃焼部分で火傷をするのが怖い場合、
ハサミなどを使用したほうが安全です。
方法4 お香を水に濡らす
お香を途中で消す方法の3つ目は、
お香を水に濡らす方法です。
燃焼部分+灰になった部分を
水に濡らして、消火し、
水に塗れた部分のお香を折ります。
燃焼部分は灰になっているので、
ハサミなど使用しなくても簡単に折れます。
お香は水に濡らしても
また火をつけて使うことができます。
ただし、完全に乾かしてからでないと、火がつきづらいです。
ちなみにお香好きの間で
最近、流行しているのは、アポテーケのお香です。
「ミスティックボヤージュ」という
オリエンタルな香りが個人的に超おすすめ!
こちらの記事で、アポテーケのおすすめの香りを
紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
アポテーケは1本の燃焼時間が
たっぷり100分もあるので、
よく途中で消しています。
コーン型のお香を途中で消す方法
これまで、スティックタイプのお香を
途中で消す方法について解説してきました。
コーン型(三角・円錐型)のお香の場合は、
以下のような方法で途中で消すことができます。
方法1 水に濡らす
お香の先端を水に濡らすことで、
コーンタイプのお香を途中で消すことができます。
先端の燃焼部分に水をかけて
消火しましょう。
そして水に塗れた部分(灰になった部分)を
取り除いて捨ててしまいます。
水をかけて消火したお香は、
乾かして再度火をつけ、使用することができます。
方法2 香皿や不燃焼素材にこすりつける
コーン型のお香も
スティックタイプのお香と同様に
陶器の香皿や不燃シートなどに先端を
擦り付けることで途中で消すことができます。
燃焼部分をつぶすようにして消火し、
煙が出なくなれば完了です。
仏壇線香を途中で消す方法は?
線香をつけた後に外出が決まった時など、
仏壇線香を途中で消す方法を紹介します。
仏壇線香も、上記で解説してきた
スティックタイプのお香を消す方法により
途中で消すことができます。
ただし仏様の前なので、
①香皿にこすりつける
という方法はやめたほうがいいかも知れません。
仏壇線香の場合は香炉を
使用する場合が多いと思います。
香炉の中の灰にお香の燃焼部分をさしこむことで
お香を途中で消すこともできます。
霊感の強い方におすすめなのは、
除障香(じょしょうこう)です。
浄化に強い効果を発揮すると口コミで評判です。
お香は途中で消していいの?
- 途中で消すともうお香として使えないのではないか?
- マナー的に途中で消してもいいのか?
と疑問に思っている人もいると思います。
上記2つの観点から説明していきますね。
お香を途中で消した場合、再びお香として使用できる?
お香を途中で消したとしても、
再びを火をつけることができますし、
普通にお香として使うことができます。
ただし、水に濡らして消火した場合、
先端が完全に乾くまで火が付きづらいです。
マナー的にお香を途中で消すのは正しくない?
お線香をお墓参りや宗教儀式で使用する場合、
「お香を途中で消してはいけない」
と常識になっているケースがあります。
仏教的には、
線香は仏様や故人に対するお供え物であり、
仏様や故人と生きている人間とをつなぐものと
考えられているのです。
マナーは宗派などによって異なるので、
詳しい人に確認するようにしましょう。
なお、天候の理由や、
火災の危険性などやむを得ない理由で
途中で消す場合も、
「息を吹きかけてお香を消すのはマナー違反」
とされることが多いです。
水に濡らしたり、お香を折るなどの方法で
線香を消すようにしましょう。
お香を趣味・リラックス目的で焚く場合は、
宗教的なマナーは気にしなくて良いと筆者は考えています。
趣味のお香は、気軽に楽しみましょう!
なお、お香で火災になる危険性については、
こちらの記事で詳しく解説しました。
寝る前にお香を焚く習慣がある人は、
一読してみてくださいね。
この記事では、お香を途中で消す方法を
詳しく解説しました。
お香を上手に、安全に使って
日々の生活に香りを取り入れていきましょう🌸