12月25日にクリスマスランチとして
キルンを体験してまいりましたので、
レポートいたします!
料理の味はもちろん、
予約方法や料金、子連れOKかどうか
などについても記載しているので、
以下のような方にとって参考になると思います。
・キルンの料理の感想が知りたい方。
・リーズナブルなフレンチレストランを探している方。
・家族で行けるフレンチレストランを探している方。
キルンを体験した感想
キルンの外観
緑豊かなノリタケの森。
赤レンガ建築が立ち並ぶ中にひっそりと佇むのは、
フレンチレストラン「キルン」。
少し入りづらい感じがしますが、
勇気をだして入ってみましょう。
(後述しますが、予約をおススメします)
ウエイターのかたに名前を告げると、席に案内してもらえます。
筆者は予約をしたのが早いほうだったのか、
窓際の良い席を用意してくれていました。
ただ、イオンモールができてキルンのそばは
人通りが多いので、窓の外を通りかかる人と
1分に1回は目が合うような状況に。
おいしそうに食べて見せつけてあげましょう。
アミューズ・ブーシェ
まず一品目は洋風茶碗蒸しです。
カリフラワーのムースにコンソメスープがかかっています。
カリフラワーのムースと聞いて、
「野菜の臭さとか大丈夫かな」と思いましたが、
くさみやクセのない優しい味のムースに、
みんな大好きコンソメスープがかかっているので、
間違いなくおいしいお料理でした。
カリフラワーは見事にすりつぶされ
原型をとどめないので、カリフラワーが
嫌いな人でもおいしく食べられる一品です。
この洋風茶碗蒸しを食べて、
これ以降のお料理も楽しみになりました。
ちなみに、お気づきかもしれませんが、美しいお皿ですよね。
それもそのはず。
なんと、キルンで取り扱っている
食器はすべてノリタケのものなのです。
日本が世界に誇るノリタケの食器を堪能できるのも、キルンの魅力の一つなのです。
前菜
二品目は、ブリとサーモンのマリネ、
そしてタラとジャガイモをすりつぶした
ようなものにレタス等を飾り付けて、
クリスマスリース風に仕立てた料理です。
筆者はお刺身が大好きなので、
生魚のマリネは大好きです。
マリネソースも甘酸っぱくて美味。
下に敷いてあるタラとジャガイモを
すりつぶしたものも、マリネと一緒に
食べるとまた異なる味わいになって楽しめました。
しかし、夫は生魚を食べると
体調が悪くなる体質で、食べられません。
そのことを伝えると、別の料理を用意してくださいました。
正直、「代わりの料理だし」と
期待していなかったのですが、
夫いわく「すごく美味しい」料理を出していただきました。
ホロホロ鳥をパイ生地で包んだ料理と、
サーモンのキッシュです。
パイ生地がサクサクして香ばしかったそうです。
生魚が食べられない人も安心です!
アレルギーや苦手な食材については、
できるだけ予約時にあらかじめ伝えるようにしてくださいね。
スープ
三品目はポーチドエッグ入りのスープ。
サバのチップスがかかっています。
味は、グラタンをそのままスープにしたような、
やさしいホワイトソースの風味でした。
子どもから大人までみんな大好きな味で、懐かしい味。
でも、ポーチドエッグが入っていて、
魚のチップスがのっていて、斬新さも感じました。
これにフランスパンも一切れずつついてきます。
余計なものが入っていないシンプルな
フランスパンですが、
オリーブオイルをかけて食べると美味しかったです。
ここまでゆっくり食べると、
小腹が満たされてきますが、コースはまだまだ続きます!
貝料理
四品目は魚料理ではなく、
貝をつかったお料理が登場。
シューをくり抜いた中に、
帆立貝とホッキ貝がつまっており、
ホワイトソースがかかっています。
クリスマスツリーの下に
置かれたプレゼントをイメージした可愛らしい料理です。
貝とホワイトソースと
シュー生地とを一緒に食べてもよし。
貝だけ食べても、シューだけ食べてもよし。
ホワイトソースが具材をまるく包み込んで、
抵抗なく美味しく食べられました。
肉料理
五品目は、牛ヒレ肉のステーキ。
トリュフのソースがけです。やっぱりメインは牛肉ですよね!
これが、やわらかくて美味しい!
ソースも甘味があって、食べやすい。
厚みのあるステーキが3切れほど
載っていたので、途中で満腹になってしまいました。
でも、口の中でパサつくとか、もさもさするとか、
そういったことがなく、やわらかいお肉なので完食することができました。
お皿も黒にホワイトパールがついていて、ゴージャスで素敵です!
デザート
「これ以上、食べられない」
というときにやってきたのは、六品目のデザート。
コースの締めくくりです。
クレームダンジュというふわふわの
チーズケーキに、甘酸っぱいベリーのソースがかかっています。
お腹いっぱいだったけど、
一口食べると別腹が作動してペロリでした。
チーズケーキとベリーソースがまたすごく合うんです。
昔、プレーンヨーグルトに
いちごのソースをかけて食べるカップデザートが
スーパーで売られていましたが、その味に少し似ていました。
(その商品よりもっと濃厚で高級感がある!)
筆者にとっては懐かしい味で、感動いたしました。
いちごも甘くて美味しかったです。
最後に紅茶(レモンつき)。
夫はミルクをつけました。
紅茶の味は、普通ですね。
ダージリンとかアールグレイとか…?(不勉強ですみません)
本当はデザートと一緒にもってきてほしかったけれど、
私たちがデザートを平らげるスピードが速すぎて、完食後に持ってきていただきました。
さすがノリタケのカップ。
こちらもボタニカル柄が凝っていて美しいです。
カップのデザインも楽しみながら、食後の紅茶をいただいたのでした。
筆者は今回、ドリンクメニューは注文しませんでしたが、お水と紅茶がいただけたので、十分でした。
総評
筆者はもっとお高いフレンチレストランも
体験したことがありますが、個人的にはこちらの
「キルン」が好きです。
なぜかというと、味がわかりやすく美味しいからです。
高級フレンチだと、お店によっては複雑で、
わかりづらい味の料理を提供している場合がありますが、
キルンは万人受けする、良い意味で単純な味わいの料理をだしているのです。
筆者はそこが好きです。
スタッフのサービスもそつなく良いです。
あえて悪い点をいうならば、
筆者は女ですが、女性でちょうどよく
満腹になったということは、大食の男性は物足りないかもしれません。
あと、難しい味をお求めの人にも合わないと思います。
キルンは予約は必要?
筆者は1ヶ月前には予約完了していました。
クリスマスランチということもあり、
直前だと満席になってしまうと思い、少し早めに予約したのです。
実際に当日行ってみると、
店の前に「本日は事前予約されたお客様のみです」
というような断り書きが置いてありました。
予約は電話もしくは一休でのオンライン予約
となっていますので、「この日に行きたい」と
決まっている場合は、あらかじめ予約したほうがいいと思います。
ちなみに、ディナーは貸し切りのみとなっているようです。
ランチの営業時間帯は11:30~14:30となっています。
筆者はキルンで食事した後に、
ノリタケイオンでプラネタリウムを観ましたが、
こちらも予約がおすすめとなっております。
料金は?
筆者が訪れたのはクリスマス当日で、
メニューはクリスマスランチ6,000円の一つしかありませんでした。
ホームページを見ますと、
下記のようなメニュープランとなっています。
ランチBOURGEON | 2,800円 |
ランチFLORAISON | 3,800円 |
ランチKids | 1,850円 |
スペシャルランチ | 5,000円 |
アニバーサリープラン | 14,000円(2名様) |
非常にコスパのよいフレンチですよね。
季節によってメニューと内容が変わりますので、
キルンの公式ホームページを必ずチェックしてから予約するようにしてください。
子どもはOKなの?
お子様連れOKのお店です。
実際、筆者が訪れた日の、小さな子どもが数人いらっしゃいました。
お子様ランチらしきものを食べていましたので、予約時に電話で聞いてみてくださいね。
子ども椅子もありますので、安心ですよ。
アクセス情報
〒451-8501
愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36 ノリタケの森
電話:052-561-7304
車でお越しの場合、レストランキルン専用駐車場(普通車19台)をご利用いただけます。
5000円以上の利用で無料となります。
電車・地下鉄を利用する場合、
各路線の名古屋駅(徒歩12分)、
地下鉄東山線の亀島駅(徒歩6分)が最寄り駅となっています。
まとめ
・量はそんなに多くない。
・休日は混むので、予約はしたほうが良い。
・お子様連れOK。
いかがでしたか?
ノリタケの森のフレンチレストラン「キルン」はリーズナブルなフレンチなのですが、サービスも味もあなどれない、超おすすめ店なのです。
イオンモールもできたし、これからノリタケの森に立ち寄る機会が増えると思いますので、ぜひぜひ一度は体験してみてくださいね。きっとファンになりますよ!
公式ホームページのリンクも貼っておきますので、参考にしてください。